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理解するということ

新たな価値創造で認められ、求められる人へ 真の成長と育成は思考塾が担います

 現在の学校教育において、「理解した」と判断する基準は基本的に対象となる問題を解答することができるか、もう少し踏み込んで言うならば、テストに応えることができるかということになります。

 そのため、どうしても手順やテクニックとして覚えるだけに止まってしまう傾向にあります。そして、その結果として少し表現を変えた程度の応用問題とも呼べないような問いに答えることができないことになるのです。

 一般に最近の子供は文章問題が苦手であると言われます。その理由の一つとして国語力の低下がよく挙げられます。確かにその側面も否定されるものではありませんが、もっと根本には何のためにこの新しい知識を学習しているのかということを分からないまま、手順だけを覚えていくために実際の問題と知識がリンクしないという状況に陥ってしまっているのです。

 また、授業で説明を聞いている時にはなるほどと理解できる、テストで分からなかった問題も解答を聞けばなるほどと理解できるということが良く見られます。この背景にもやはり、手順としてしか理解していないという問題があります。問題を解くための手順、フローとしては矛盾は無いので解答における一つ一つのステップは納得できるのです。しかし、実際には個々の手順組み合わせとしてしか認識されていないので、新たに自分で組み立てることができないのです。

 では、どうすれば良いのでしょうか。

 それは、受けた説明をそのまま覚えようとするのではなく、一度自分の言葉に置き換えて、新たに自分の説明を作り上げるようにすると知識の本質に近づくこことができ、自分が理解していること、理解していないことを判別することができるようになります。

 最も良い理解の判断は、他人に説明して納得させることができるかということであり、本当にその知識が自分の物になったと判断できるのは他人に説明して、その人を納得させられた時なのです。

 すなわち、「理解する」ということは、その知識や情報を自分が説明できるということなのです。したがって、授業においても教師のいう説明をそのままの言葉で覚えようとするのではなく、自分の言葉に置き換えて、「なるほど、これはこういうことなのだ」と自分の中の説明に納得していくことが重要なのです。

 また、基本的には自分の言葉での説明と同様なのですが、もう一つの方法として頭の中にイメージを作り上げるというものがあります。人間の脳の最大の特徴は、イメージ(概念と表現しても良いでしょう)を取り扱うことができることにあります。単なる数字や方程式、年号、人名、漢字などの記憶は今や人間よりもコンピューターの方が優れているといえます。しかし、人間にできて機械にできないこと、新しいことの創造はこの人間に脳にだけ存在するイメージ(概念)の取り扱い能力なのです。

 少し思い浮かべてください、新しいアイデアや閃きが生まれる時、最初は文字や数字ではなくイメージとして湧き出てくると思います。そして、そのイメージを他の情報と組み合わせながら文字や数字の領域へと変換していくのです。新しい知識の吸収もある種の閃き、言うなれば他人からきっかけとなる情報(説明)を受ける受動的な閃きなのです。

 したがって、自分の言葉、表現の理解ということは、別の言い方をすれば、頭の中にその知識を表現するイメージを構築することに他ならないのです。そして、そのイメージは必ずしも明確な「絵」である必要はありません。自分にしか理解できないようなイメージ(概念)であっても初期理解としては良いでしょう。何よりも重要なことは、他人の言葉や文字で入ってきた情報を一旦分解して、イメージとして再構築するというプロセスなのです。そうすることで、その知識を自分のものとすることができるのです。
 過去、天才と呼ばれた人たち、大発明家と呼ばれた人たちは例外なく彼らの頭の中に独自のイメージ、概念世界を構築していました。

 「理解」と「記憶」は全くの別物です。如何にして、自分の言葉で表現し、イメージを構築することができるのかという事を常に注意していれば自然と知識は入り込んできて、自分のものになるのです。

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