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既存コーチングに対する違和感(理想のコーチングとは)

 このページをご覧の方の中には、コーチングというものはどんなものかということを知りたい方、初めてコーチングを受けたいと思ってコーチを探しておられる方はもちろん、すでにコーチングを受けたことがある方など様々かと思います。そして、コーチを探しておられる方の中には、なかなかしっくりときそうなコーチが見つからず、たくさんのページを見ておられる方もいるはずです。また、すでにコーチングを受けたことのある方も、どうも受けたコーチングが期待していたものと違う、ということで自分の望みをかなえられるコーチを新たに探しておられる方もいると思います。

 では、なぜ、しっくりとこない(言い換えると違和感を感じる)、期待していたものと違うというようなことが起きるのでしょうか。

 まず、一般的な状況として、コーチングを受けたいと思うときには、何か達成したい目標や目的がある、解決したい課題があるということが通常だと思います。身近な例をあげるなら自転車の乗り方を習得したいという状況を考えてみることができます。分かりやすくするために少々極端な表現をしていきますので、その点はご理解ください。

 一般的なコーチングの教科書の通りに進めるとするならば、コーチングを受ける目的を確認することになります。ここでは、「自転車に乗れるようになりたい」ということになります。そして、次にいつまでにその目的を達成したいか、なぜ今それができないか、どうすればできるようになるか、あなたはそのために何をするか、そして、いつから実行し、いつまでに終えるかというような流れになります。そして、各段階でコミットメントを取ることになります。

 コーチングの基本は、教科書によるとクライアントが自分で目標や現状を確認し、いつまでにどういう風にして達成するのか、ということを決める(宣言して約束する)ことを求めます。そして、この時原則としてクライアントが自分で考えることを要求します。この点について、教科書によっては質問によってクライアントを導くというような表現をしていることもあり、コーチはアドバイスを与えてはならないとしているケースが多いといえます。同時に、一緒に目標達成を目指すというようなことも書いていますが、前述のようにあくまでも、クライアントが考え実行するものであり、コーチは後押しすることが定義されています。

 しかし、例に挙げた自転車に乗れるようになる、ということで考えてみてください。乗れないという状況におかれていて悩んでおり、何とかして乗りたいという人に対して、「なぜ乗れないと思いますか?」、「乗れるようになるためにはどうすれば言いと思いますか?」、「それで乗れるようになると思いますか?」といった質問することをどう感じますか?加えて、それらをいつまでに実行するか、というように、ある意味では畳み掛けるのです。

 乗れなくて悩んでいる人にしてみれば、なぜ乗れないのかが分からないから悩んでいるのであって、そんなことを聞かれて分かるわけがないと言いたくならないでしょうか。また、何をしますかと言われても、どうすればいいのか分からないから悩んでいるのであって、「練習しますとしかいえないだろう」、言いたくなります。しかし、ほとんどのコーチングの教科書では、こんな時にどうすれば良いかを教えることを戒めています。

 やるべきことは分かっているが、意志の弱さなどで計画通りに実行できないというような場合には、こんなやり取りでも効果はある程度期待できると思います。しかし、ほとんどの場合はどうすればいいのか分からないという状態ではないでしょうか。このクライアントとコーチの立場、意識の差が違和感の原因の一つであると考えます。

 しかし、別項でも解説している「マニュアルコーチング」では、実際に多くのケースでこんなやり取りが成されており、目標が達成できない時にも、「あなたがやるとコミットメントしたことが守られていない」、「なぜできなかったか」、「更にどうすればよいか」、「次はいつまでに必ずやり遂げましょう」というような質問の流れになります。確かに、理想的に進めば本当に自分で切り開いていくスキルが習得できるかもしれません。しかし、そこにたどり着くのは容易なことではありません。本来は、一足飛びにその段階に行くのではなく、間にワンクッション必要であると考えます。それが、思考塾が提唱する「アドバーチング」です。是非一度、アドバーチングのページをご覧下さい。

 もちろん、既存のコーチングの体系が否定されるわけではありません。しかし、多くのケースでマニュアル通りには行かないということです。違和感の原因、問題なのは、人間としての経験が不十分な人が、単にマニュアルに沿ったやり取りができるというだけでコーチという名前を与えられて、コーチングを行っていることなのです。彼らには、マニュアル通りのことを、教えられた通りに実施することしかできないのです。しかし、そんな程度であれば本でも読めばそれで済みます。

 コーチングも世に生まれて、基本体系ができたときにはそんな問題はありませんでした。必要最低限の基礎としてその体系が理解されていたからです。しかし、そこに組織が生まれ、ビジネスとなり、独占するために資格を生み出したところから何かが狂い始めたのです。資格制度を成立するためには、マニュアル化が必須です。そして、資格制度は、資格さえ持っていれば良いという流れを生み出してしまうことがあります。高いレベルになればなるほど、資格の有無は重要ではなくなります。それよりも、特にコーチングではどれだけ多くの世界で様々な経験をしてきたかがより重要になります。

 高い授業料と試験費用、維持費を取ってマニュアル化するだけで、本当に必要な実経験に基づくコーチングスキルは自分で獲得しなさいと言って責任放棄して育てないシステムが問題なのです。そして、高い費用を払って資格を獲得すればそれで良いと考えて、看板だけを手に入れて、プロのコーチを標榜しているケース、そこに問題が生まれるのです。

 是非、思考塾のアドバーチングを体験してください。

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